先週の土曜日は私にとってとても大切な方の命日だった。
その方が亡くってから一年。時が過ぎるのはとても早い。
今から8年前の冬。この仕事を始めて1年半のころ、ある人に誘われてその方の会社を伺った。
同行した人も私と同じく独立して間もない人。そんな二人を快く迎えてくださった。
その出会いからとんとん拍子にことが進み、計5人で事業をすることになった。
その事業はスタート当初こそ、エネルギーに満ち溢れ、新しい試みがたくさんできるものであったが、運営していくうちに様々な問題に直面し、また個々の仕事のこともあり、年を経るごとに活動が縮小して行った。
昨年、その方が亡くなって、メンバーが集まる頻度もさらに減ってしまった。
こんな状態を見られたら怒られるかも。もっと活動しなさいと。たくさんの夢の実現途中で亡くなられ、悔しい思いをされていないだろうか。
残った私たちがこの事業を通してまだできることがあるのではないか。
考えさせられる日だった。