2015年5月22日金曜日

左利きだとどう?

左利き

私は左利きです。正確に言うと左メインの両利きです。

「左」を使ってすることは
  1. 鉛筆やボールペンで書くこと
  2. 箸やスプーンを使うこと
  3. ボールを蹴ること
「右」を使ってすることは
  1. ギターを弾くこと
  2. はさみを使うこと
  3. ボールを投げたり、打ったりすること
  4. 筆で書くこと
あれ?右のほうが多い(笑)
じゃあ、右メインの両利き?


左利きで困ったこと

実は密かに困っていることがあります。
例えばこんなこと

  • 食事の席で座る位置
    右利きの人が左隣りに座れば、手と手がぶつかります。
  • スープバーのお玉
    こないだガストに行ったら改善されていましたが、スープバーのお玉は、注ぎやすいように右手で持ったときに左側の口が尖ってます。左手で持つと・・・注げません。
  • 自動改札
    切符を通したり、プリペイド電子マネーをかざすのは右側です。
    左手でやろうとすると、自分が改札になります。
  • 手が汚れる
    横書きだと、書いた端から手の甲でこすってしまい、ノートに書いた字は汚くなります。もちろん手の甲も黒く・・・
  • 書き順
    これは私だけ?書き順が覚えれません(覚える気がないのか)。
  • ペンの配置
    役所とか郵便局とか銀行とか、書類に記入しなければならないところに設置されているペンは、大抵右側にあります。

結構不便でしょ。
まだ私は環境に順応してきたので、右を使うことも多いのですが、完全左利きだったら、もっと不便かなと思います。

完全左利きだったら困っただろうなということ


  • はさみ
    今頃は左右どちらでも使えますが、昔は右利き用しかなかった(のかな)。
    使いにくかったので、右で使うようになりました。
  • 習字のとめはね
    これは難しい。多分経験がないとピンと来ないだろうけれど。
    なので、習字は右。ボールペンや鉛筆は左。細かく扱うのは左なんです。

左利きのメリット


  • 珍しがられる
    やはりなかなか周りにいらっしゃらないのでしょう。とても珍しがられます。
    若いころはイヤでしたが、今は話のネタにもなります。私の苗字とともに、鉄板の話題(笑)
  • 野球選手
    私、野球選手じゃないので(笑)
    ただなぜか、野球をするときは右投げ右打ち。まったくメリットを活かせてません(_ _;)

最初からバリアーのない世界へ

ここまで軽く書きましたが、締めはしっかりと。
世の中の大半のものが、右利き向けに作られています。大多数を占めているので、作り手としてはどうしてもそうなりますよね。
だから、左利きの人が声を大にしないと、これからも左利きにやさしい世界にはならないかもしれません。
でもね、せめて公共に設置されているモノへの配慮はして欲しいですね。
元々左利きの人が、「将来不便だから」と右利きに変えられることがないようになればいいと思います。

さらに言えば、バリアー(障害)のあるものをフリー(取っ払う)にしていくのではなく、最初からバリアーのないユニバーサルデザインという考え方がもっと浸透すれば、左利きに限らず「少数派」の人が生きやすくなるのでしょうね。