今、娘は5歳。人を楽しませたい笑わせたいと思っているのか、よく面白い言動があります。
ある日みんなで朝食を食べていたときのこと。
休みの日だったので、わりとゆったりしていました。
娘がハムとチーズを丸めて食べようとしているので、「それだったら、パンに挟んだほうがいいよ」と促すと、食パンをそのまま半分に切ってやると、ハムとチーズを挟んで更にそばにあったロールパンを挟んで食べようとしています。
「こら、ロールパンを食パンに挟むものじゃない」と注意をしたのですが、「食べる!」と言って聞きません。
「だったら食べてみたら」と食べさせたのですが、ロールパンを挟んだ極厚のサンドイッチはバランスが悪く食べにくそうです。
厚いほうを下にして食べると食べやすいと思ったので、「耳を下に持ってくると食べやすいよ」と言ってやると、なぜか鼻の下を延ばして、白目をむいたような顔をしています。
「どうしたの?」と尋ねると、「・・・耳を下にやってるの」と。
そう、パンの耳ではなく、自分の耳を下にしている(もちろん、実際には耳は下がりません)つもりだったのです。
これを見てもう私は可笑しくて可笑しくてたまらず、声を上げて笑ってしまいました。
天然かと思ったのですが、どうも意図的にやっているようで、私が笑っているのを見て「してやったり」という顔をしていました。
このことに限らず、とにかく人を笑わせようと思っている娘には感心します。
自分にはないこの感覚。同じことをすることはできませんが、常に楽しんだり、笑ったりしてもらえる環境をつくることはプライベートも仕事も大切なことだなと思います。
子どもに学ぶことは本当にたくさんあります。